2016/09/08 | BLOG

白髪は抜く? それとも切る?

夏も終わり汗や紫外線でダメージを受けた頭皮は、休む間もなくこれからは乾燥対策に向けてのケアが必要になってきます。
そんななかで、季節を問わずお客様からは白髪に関するご質問が多く寄せられます。

白髪ケアには、”染める” ”抜く” ”切る” この3つの選択肢があります。
どのようなお手入れが自分に合うのか分からずに迷っているかたが多くいらっしゃいます。

 

男女問わず、20代後半ごろから徐々に増えてくる白髪。髪老化の始まりです。
遺伝などによる若白髪の場合、10代の頃から白髪がチラホラ目立つかたもいらっしゃいます。 

 ゆくゆくは ”染める” 選択をされると思います。
それでは美容室でファッションカラーからグレイカラー(白髪染め)に移行するタイミングは・・?
それは白髪の割合が全体の4割程度になってから、というのが殆どのようです。
白髪の割合が2割程度であれば、ファッションカラーでも白髪を誤魔化すことができますが、それより割合が多くなってしまうとなかなか隠しきれません。

84e0bc6d095b2d4fd9f0e87fba3fdeea_s

白髪は年齢と相談しながらグレイカラーから自髪のカラーを楽しむ方向へシフトする選択もあります。白髪と上手く付き合いながら素敵に歳を重ねていきたいものです。

それではそれより前の、少しだけ白髪がある時は ”抜く” ”切る” の選択がありますが正しい対処法はどちらでしょうか?
正解は…白髪は抜かずに切った方がいいです。

 ひとつの毛穴から太く健康な髪が2~3本程度生えているのが正常な状態といわれます。白髪はひとつの毛穴の髪すべてがいきなり白くなるわけではなく、1本ずつ徐々に増えていきます。
白髪を抜いてしまうと、同じ毛穴から生えている黒髪の毛母細胞を傷つけることで、薄毛や抜け毛、白髪を増やす結果になります。少しだけ白髪がある時は抜くより切る方をおすすめします。

 cc4bdde3a6c4dbc2bcd04ce6a13f01a5_s

 CARINAでは、お客様ひとりひとりの生活習慣や健康状態などのヒアリングを行い、お客様のことをしっかりと理解します。そしてマイクロスコープ・表面温度測定・触診で診断しながら、丁寧に時間をかけてお悩みをお聞きいたします。頭皮トラブルにはそれぞれにメカニズムがありますので、考えられる要因と引き起こされる症状を予測し、適切な対処法もご提案いたします。

プロフェッショナルな頭皮ケアを継続的に受けていただくことに加えて、ご自宅でのセルフメンテナンスや食生活、生活習慣などを総合的に見直すアドバイスもさせていただきますのでご安心ください。

無料頭皮診断も承ります。お気軽にご相談下さい。